1087声 50年で3番目の冬至唐茄子

2010年12月22日

「ここ50年で3番目に暖かい日」
と言う、微妙な気象状態を記録した、今年の冬至。
確かに、師走としては、温かな一日だった。

冬至って事で、慣習に則り、今宵は柚子湯に浸かって、南瓜を食う。
と言う事を、朝から決めていた。
したがって、勤めが終わったら真っ直ぐに家へ帰った。
そして、近所のスーパーへ行き、柚子と唐茄子の煮物を買って来た。
本末転倒であるが、ついつい、缶麦酒を買ってしまった。

何故、本末転倒になるか。
酒場から遠ざかる為、友人の誘いを断り、独りで出掛ける誘惑にも耐え、
冬籠りを決め込んでいたから、なのである。
折角、酒場から遠ざかったのだから、酒は近づけたくなかった。

さて、柚子湯。
上がってから、唐茄子の煮物で麦酒を一杯。
一杯が二杯、二杯が三杯になり、やがて惨敗。
冷蔵庫の奥から、ウイスキーの瓶を引っ張り出している始末。

酔い覚ましの為に、窓を開ける。
星が見えるので、明日はおそらく晴れるだろう。
遠くの夜空に、群馬県庁の屋上、赤い光の明滅が見える。
吹き来る夜風が、生温い。
50年で3番目くらいの、温かさか。

【天候】
朝は昨夜の雨が降り残っていた。
その後、天気は回復し、晴天となる。
6時に起床したが、未だ夜かと思う位に真っ暗だった。