1119声 うどんの、あの味

2011年01月23日

高速道路を利用して、隣県の銭湯へ行き、入浴して、また高速道路で帰ってくる。
と言う、酔狂な試みから始まった週末が、今、終わろうとしている。
毎年恒例である新年会から帰って来て、これを記している。
おそらくこれが、私において、今年最後の新年会となる筈である。
新年会は、どの会もおしなべて陽気なのがよい。

今日の昼間は、「料理工房ほのじ」で、「第1回地粉会議」だった。
群馬県産の地粉である、「農林61号」と「絹の波」の、各種料理での食べ比べ。
その料理の中、やはり小麦粉は、うどんにすると、その違いが良く分かる。
茹でて、麺だけを何もつけずに食べ比べると、その違いが瞭然となる。
色、食感、風味など、「粉」の性質によって、まるで違う。
所謂、「現代風」な味わいを、「絹の波」の方に感じた。
そして、「農林61号」のどこか懐かしさを覚える風味が、
自分の好みだと、判明した。

その「好み」の所以は、子供時分、祖母の家で祖母と一緒に作ったうどんによる。
ハレの日に、祖母はよく、粉からうどんを打った。
うどん生地を、足で踏んで、寝かせて、伸ばして、麺にする。
その作業を祖母と一緒に進行し、自分の作った、うち立てのうどんの、あの味。
今でも、忘れがたい。
ぼそぼそでぼきぼきだったが、やはり、何とも言えない、味わいがあった。

【天候】
終日、快晴。
私見による、群馬県ガソリン平均価格、1リッター135円前後。