1145声 不敵に笑ふ甘納豆

2011年02月18日

「余寒」と言うには暖か過ぎるが、「春めく」と言うには未だ寒い。
如月の半ばと言うのは、そんな曖昧な時節である。

そう言う気候の為か、体調も、何だか芳しくない。
そう言えば、ほのじ氏も、体調が定まらぬとぼやいていたので、
なんだかこのサイトは、半病人ばかりで景気が悪い。

じゃあ、景気付けに一杯。
と言う気持には、到底、なれない。
消化器系統、特に、胃の調子が悪いからである。
そう言う時に限って、何故か、口が甘いものを欲している。
様な気がして、今日も、レジ横に置いてあった甘納豆を、
衝動買いしてしまった。

そのスーパーは、何故、レジの横に甘納豆など置いてあるのだろうか。
と言う疑問を、買っている私には、持つベき資格が無い。
そして、甘納豆とコーラを飲んだ事が、いけなかった。

口に甘きは腹に害あり。
と言う諺を、字面そのままの意味で、思い知った。
それに伴って、坪内稔典氏作で有名な、甘納豆の連作が思い出された。
中でも有名な、

三月の甘納豆のうふふふふ    坪内稔典

その笑いが不敵な笑みに思えるのは、やはり、私の腹具合の所為だろう。

【天候】
早朝は昨夜降り残した、雨。
その後、回復し、終日快晴。