「回避」
と、市役所一階の立て看板に大きく書かれていたので、
今日の計画停電が、見送られた事を知った。
停電しないのは、何かと都合がよいのだが、
他の地域では計画停電が実施されているので、
喜んでもいられない。
喜んでいられないが、やはり、停電が無いと安心できる。
今日は、気温がたいぶ暖かだったので、暖房器具の需要が減り、
東京電力の供給能力で間にあったらしい。
冷暖房器具と言うのは、それ程、電力消費が激しい。
と言う事が、分かった。
日中は、シャツ一枚に薄いジャケット。
と言う、所謂、春の装いで、快適なくらい。
こう暖かくなってくると、ぼちぼち、五臓六腑が求める始める。
麦酒を、である。
然るべきところで飲めば、年中、美味い麦酒が飲めるのだが、
今時期、つまり春くらいが、丁度頃合いがよいではないかと思う。
麦酒と言えば、一般に、夏の炎天下。
と言うイメージであろう。
その時期に飲む麦酒も、確かに、格別。
なのだが、グラスごとキンキンに冷やしてしまっている店が、
続出するのも、この時期。
冷やしすぎると、味を損なう。
のだが、私は、殊更、冷やし過ぎ麦酒には否定的でも無い。
凍ってしまっているのは、駄目だが。
兎も角、もう時期、麦酒の美味い時期が到来する。
先日、仙台市に住む親戚から電話があり、生活状況を聞いた。
やはり、明らかに、関東地方よりも、ガソリンや寝食の物資、
そして生活必需品が不足している。
麦酒など、嗜好品の状況は、いささか不謹慎かと思って聞かなかった。
しかし、もし不足しているのなら、
救援物資の中に美味い酒も入れてあげたい。
被災された方も、復興支援に尽力している方も、
被災地生活の一日を終えて、寝る前の晩酌。
美味い麦酒を飲んで、「不謹慎だな」と言うよりも。
「この一杯の為に生きてるんだな」
と言う方が、きっと、良い筈。
【天候】
終日、快晴。
暖かな一日だが、朝晩はまだ冷える。