1191声 風が光って山が笑う

2011年04月05日

「山笑う」
と言う季題があるが、どの山も今時期はまさに、
微笑んでいるような印象を受ける。
県内の桜も、満開の手前まで来ており、
いよいよ華やぎの季節を迎える。

街中で見かけたのは、大学の新入生、であろう。
みな真新しいスーツを来て、お母さんと一緒に群馬音楽センターへ入って行く。
今日を皮きりに、群馬音楽センターはもとより、
各学校で入学式シーズンを迎える。
彼らが市井にも、華やぎを添えることだろう。

また、週末の居酒屋や飲み屋街では、酔いつぶれた若者を、
多く目にする季節の到来でもある。
震災の影響を鑑み、今年はいささか下火になるだろうが、
東北地方のアルコール業界は、むしろ飲んでもらった方が助けになるだろう。
「お酒が心の癒しになる」
と言う事を勉強する、良い機会になるやも知れぬ。
とまれ、新入生の多くは、未成年なのだが。

大方の新入生諸君は、高崎市役所の付近の桜並木で、
母親と記念写真を撮っていた。
初々しい彼らに、当たって、吹き行く風は、キラキラ光って見えた。

【天候】
終日、快晴。
風もなく、雲一つない青空。
計画停電は、今日明日とも見送り。