暴風雨の中、差し当たっての発送作業を終えた。
「群馬伝統銭湯地図」の、である。
いきなり、こんな漢字ばかり並べても、意味が分からぬ。
つまりは、そう言う名前の銭湯マップを発行した。
いや、今まさに発行しようとしているのである。
昨年出版した、「群馬伝統銭湯大全」に引き続いて、
今回は無料の、地図に特化した銭湯の冊子となっている。
銭湯大全を発行した際は、32軒あった銭湯も、一年半で5軒減少し、現在は27軒。
それでも北関東では、まだ突出して多い数である。
その27軒全てにまんべんなく郵送するため、封筒に冊子を詰める作業は、
まさに、夜なべして内職をしている様な感覚である。
詰め終えた封筒の束を、本日、集荷所へ持って行き、一段落。
してもいられない、台風の影響で、各銭湯に届く頃には、濡れていまいかと、
気をもんでいる。
この冊子の詳細は、またこのサイトで掲載しようと思う。
しかしまぁ、金も無いのに、無理やり自分を納得させて作業に没頭している様を、
俯瞰的目線で客観視し、いささか呆れている。
前回の銭湯大全の時は、
「まぁ、軽自動車を一台買ったと思おう」
と言い聞かせた。
しかし、実際に軽自動車が無いだから、
「買った直後に自損事故を起こし廃車にした」
と思わねば辻褄が合わない。
そう思えば、事故を起こさなかっただけ良かった気がする。
さて今回は、前回ほどではないが、一部の負担金をどう自分の中で咀嚼するか。
「まぁ、良い自転車を一台買ったと思おう」
と言う案で落ち着いた。
そして今回も、
「買った直後に自損事故を起こし廃車にした」
と言う事にせねばならない。
4月に実際に自転車でしくじって、鼻の骨を折っているだけに、
これは事故を起こさなくて済んで良かったと、すんなり思える。
今度はこそは、命の危険にさらされるような、大事故になっていたかも知れぬ。
来週以降、もし県内の銭湯へ出掛け、本冊子を手にする人があれば、
この場で紹介しておこう、「群馬伝統銭湯地図」それが私の、「命の恩人」と言う事になる。
【天候】
終日、台風の影響による、断続的に続く激しい風雨。