1341声 届け!「銭湯地図」

2011年09月02日

暴風雨の中、差し当たっての発送作業を終えた。
「群馬伝統銭湯地図」の、である。

いきなり、こんな漢字ばかり並べても、意味が分からぬ。
つまりは、そう言う名前の銭湯マップを発行した。
いや、今まさに発行しようとしているのである。
昨年出版した、「群馬伝統銭湯大全」に引き続いて、
今回は無料の、地図に特化した銭湯の冊子となっている。

銭湯大全を発行した際は、32軒あった銭湯も、一年半で5軒減少し、現在は27軒。
それでも北関東では、まだ突出して多い数である。
その27軒全てにまんべんなく郵送するため、封筒に冊子を詰める作業は、
まさに、夜なべして内職をしている様な感覚である。
詰め終えた封筒の束を、本日、集荷所へ持って行き、一段落。
してもいられない、台風の影響で、各銭湯に届く頃には、濡れていまいかと、
気をもんでいる。

この冊子の詳細は、またこのサイトで掲載しようと思う。
しかしまぁ、金も無いのに、無理やり自分を納得させて作業に没頭している様を、
俯瞰的目線で客観視し、いささか呆れている。
前回の銭湯大全の時は、
「まぁ、軽自動車を一台買ったと思おう」
と言い聞かせた。
しかし、実際に軽自動車が無いだから、
「買った直後に自損事故を起こし廃車にした」
と思わねば辻褄が合わない。
そう思えば、事故を起こさなかっただけ良かった気がする。

さて今回は、前回ほどではないが、一部の負担金をどう自分の中で咀嚼するか。
「まぁ、良い自転車を一台買ったと思おう」
と言う案で落ち着いた。
そして今回も、
「買った直後に自損事故を起こし廃車にした」
と言う事にせねばならない。
4月に実際に自転車でしくじって、鼻の骨を折っているだけに、
これは事故を起こさなくて済んで良かったと、すんなり思える。
今度はこそは、命の危険にさらされるような、大事故になっていたかも知れぬ。

来週以降、もし県内の銭湯へ出掛け、本冊子を手にする人があれば、
この場で紹介しておこう、「群馬伝統銭湯地図」それが私の、「命の恩人」と言う事になる。

【天候】
終日、台風の影響による、断続的に続く激しい風雨。