1482声 句会

2012年01月23日

東京に出掛けるのは、ここ数年はもっぱら俳句での用事が多くなってしまった。
銭湯に浸かってから句会。
なんて言う、憧れのコースを一度はやってみたいが、万年遅刻癖のため、
どこの句会へ行っても、投句締め切り寸前の到着となってしまう。

この土曜日は、高校俳句部の現役、OBの方を中心とする句会に参加して来た。
ひょんな縁で、年末くらいから参加させて頂いている。
今回から連作も出句するようになり、普段、吟行句会が主なので、
とても新鮮かつ勉強になった。
ゲストと先生を覗けば、29歳の私が最高齢(しかもダントツで)だった。

私の連作の主な題材は、「銭湯」。
その帰り道に関する句を10句並べた。
ゲストの岸本さんと先生の選に入っていたが、自分よりも若い人たちの選には、
見事に入っていなかった。
さもありなん、と思ったが、いささか自戒もした。

ほろ酔いで帰路に就く頃には、冷たい雨が降っていた。
折りたたみ傘を開こうと鞄から出すと、傘袋をどこかに忘れたようだった。
いつものことなので、気に留めず、狭っ苦しい傘の下に背を丸めた。

【天候】
朝より小雨まじりの曇天。
朝6時ごろ王子駅付近の火災により、11時ごろまで、高崎線運休。