1534声 白旗

2012年03月15日

もう、白旗を振っているのに、一向に攻撃の手を緩めてくれない。
なので、私は終日、涙を流していた。
ついでに、鼻水も流して、目を擦り、目薬を差した回数は忘れてしまった。

猛威。
今日の花粉は、まさにそれであった。
花粉のおかげで思考の方も茫々となり、いま振り返っても、
一日の記憶がおぼろである。
それでも、「花粉ごとき」と言う気持ちがあるので、薬は飲んでいない。
飲めば、幾分かこの苦しみから解放されるかもしれない。
しかし、銭湯の熱い湯みたいに、徐々に体を慣らして行けば、
いつしか悠々と過ごせるのではなかろうか。
そう言う望みを持っている。 

花粉症は、一度治れば抗体ができるような類のものではない。
それは分かっているが、まだ治る方法も分かっていないのだから、
そう言う望みが全く無い、とは言い切れない。
まぁ銭湯でも、どうしても熱くて、指一本浸かれない湯もあるのだけれど。

【天候】
終日、晴れて風強し。
花粉大量飛散。