1671声 世代の代表

2012年07月30日

昨今。
巷に虚ろな目が溢れているのは、連日の猛暑に相まって、
このロンドン五輪の影響であろう。

好きな人はもう、色々な種目を網羅すべく、
テレビの中継放送にかじり付くことになる。
この中継放送は当然、ロンドンとの時差があるので、
日中だったり深夜だったり、時間がまちまちである。
スポーツには疎いほうなので、オリンピックと言えどあまり真剣に見る訳でないが、
それでも、自分と同世代の選手が出ている試合は気になる。

例えば、水泳の北島康介選手などはほぼ同世代だが、
2004年のアテネで金メダル、08年の北京でも金メダルを獲得し、
世代の代表選手と言う感があった。
金メダルを獲ったあの日の北島選手。
そして、その報道に沸く市井の印象が、
そのままその年のオリンピックの印象となっている。
2004年の時は東京に住んでいた時期で、
北島選手の実家界隈の商店街の賑わいは、肌で感じたのでよく憶えている。

思えば、出場選手の大変が自分よりも年下となってしまった。
「次」がある選手と、おそらく「次」の期待できない、
つまりは選手生命の最期をかけて臨む選手がいる。
いま、どうしても、後者の方へ感情移入してしまう。

【天候】
終日、猛暑日。