1724声 尻の裂けた日

2012年09月24日

昨日、一日かけて雨が降った為か、一挙に秋めいて来た。
いつしか、庭にある山帽子の木の美が朱に色づいており、
裏の田圃の畦には、彼岸花がちらほら開花している。

そんな爽やかな秋の日に、ついに起こってしまった。
恐れていたことが、である。
今朝、起床すると、やや肌寒さを感じたので、この機会に夏服から冬服に、
(と言っても、この二パターンしかスーツをもっていないので、必然的にそうなる)
換えることにした。
ズボンのウエストがややきつく感じるが、夏場に肥ったと言うことは棚上げにして、
そのタイトなデザインが原因だと言うことにした。

ボケっとして路上。
メモをとろうとしてペンを落とした。
屈んでペンを拾った瞬間、である。
「ベリッ」と、生々しい音が臀部から。
おそるおそる、手を当てて確認すると、やはり、であった。
そう、平たく言えば、「尻が裂けた」。

ぱっくり裂けていて、指に当たるのは下着の柔らかな感触。
幸い、黒いズボンに黒い下着だったので、よかった。
いや、よくないよくない。
バックで尻を隠しつつ、ちょこちょこ歩きで、駐車場の車まで戻った。
これが、街のど真ん中だったらと想像しただけで恐ろしい。
このまま、量販店に行って安価なズボンを買おうか、とも思ったが、
まさか、この尻裂けズボンで入店することも出来まい。
急いで自宅へ戻り、今朝、別れを告げたばかりの夏服をひっぱりだして着がえた。
明日から、まだ当分夏服を着ることになる。
それよりなにより恐ろしいのが、尻が裂けた原因を、自分の肥えたことにはせず、
生地が弱っていただの、あのズボンには構造的欠陥があるだの、
責任を転嫁している、自分の思考である。

【天候】
終日、秋晴れ。