夏といえば’冷や汁’!

2007年07月29日

7月28日、群馬会館で行われた県庁主催のシンポジウムで冷や汁を作ってきました。冷や汁とは、炒り胡麻をすって味噌を入れた中に冷水やだしを入れて作る、いわば冷たい味噌汁のこと。主に九州で盛んに食べられてきた伝統食です。群馬との違いは、焼いた魚の身をほぐして汁の中に入れるところ。もとは猟師の船上食だったといういわれもあるそうです。こうしたちょっとした食文化の違いからその土地の生活が見えてくるというのは、近頃は少なくなってきましたねぇ。
今回は、上野村の‘十石味噌’、六合村の‘入山きゅうり’、群馬の地粉‘農林61号’を使ってうどん仕立てにしました。