「第12回ワルノリ俳句ing」 結果発表!

2010年01月05日

それでは、第12回ワルノリ俳句ingの結果を発表。
◎特選     ドーナツの丸からのぞく今年の行方  (育美)
初空の透る青さに未来希す       (里枝)
晴天の初春の空見上げたつ      (由三子)

○ワルノリ選  飲むほどに裾が乱れて黒牡丹     (清紫)
姫始めしてあげたいけどいくら出す   (清紫)
姫始めできぬ男の牡丹園         (清紫)
美味そうに食う柳家でビール飲む   (宏之)
☆正月特別選  初笑い会いに来ました鈴本へ       (公美)
今年こそ幸せ祈る初詣          (公美)
あの人といつか来た寺初詣       (綾子)
油虫手足取ったら柿の種         (宏之)
初酒と大根ウィンナーからしぞめ    (由三子)
初御籤小吉なれども前途良し      (里枝)
他には、こんなワルノリ俳句たち。
・熱高し酔ふて笑ひてこれも初
・仕事具を脇にたずさえ初酔いす
・鈴本で頭痛と共に初笑ひ
・熱燗に夕日が染みる不忍池
・夕焼けの沈む水面にカモ遊ぶ
・初笑い痔ネタエロネタ清紫ネタ
・蓮が数頭垂れたる詣でし後
・不忍のおでん屋で読む俳句かな
・初笑ひ人生教わる落語家に
・七草の粥を食すは七日なのか
・硬き顔作つてみたり初列車
などなど、味わい深い句、多数。
今回、正月2日のだと言う、日本人とって貴重な時間にも拘らず参加して頂いた方々、
誠にありがとうございました。
次回、「第13回ワルノリ俳句ing」、また「第3回ワルノリ俳゛句ing」でも、
是非、一緒に句を作りましょう。
正月から、鼻水啜りつつ夜ぴぃて俳句の集計作業をしている。
参加者たちが短冊に書いた句。
その、文字まで千鳥足になってるヨレヨレ具合に、思い出し笑い。
ともあれ、私以外の全員、満足できる結果となったらしいので、一先ず良かった。
後は、参加者一同の今年の慶を願うばかりである。
正月のめでたく駘蕩とした雰囲気漂う上野界隈を、そぞろ歩いて俳句ing。
銭湯には入れなかったけれども、大勢で俳句と寄席の一日が楽しめた。
街も人も賑やかなのは、なんだか嬉しい。
今回は新チャンピオン誕生。
私の句はかすりもしない。
言いかえれば、箸もも棒にもかからない。
なんだか、完全に感覚がズレている事を、認識せざるを得ない結果となった。
御神籤は大吉なのに。
ひがんでみたって始まらない。
晴れのち曇り、曇りのち晴れ。
次回の俳句ingは、来月2月。
目指すは、群馬の秘境、雪景色の温泉場。
近日全貌発表予定。
では次回、2月のワルノリ俳句ingで、また(ぬ)