「第3回ワルノリ俳゛句ing」

2010年04月10日

昨年に引き続き、今年も4月3日(土)に開催されたお花見俳句ing。
郷土料理と地酒を抱えて桜の下、
ハイキングならぬバイキングと言う形式。
それを無理やり漢字表記し、
「俳゛句ing」と称するこの試みも、今回で3回を数えた
前橋市街地、広瀬川河畔で、花見の場所取りを兼ねて、
参加者を待つ私は、いささか不安だった。
まず、川向うに立っている、見事な枝ぶりの桜は、2分咲き。
そして、快晴なのだが、陽が傾いて吹いて来た、風。
それによって一気に下降してゆく、気温。
私の目の前を通り行く、犬の散歩をしている方々、
ダウンジャケットを着ているではないか。
背中をを丸め、手を揉みつつ待っていたら、やって来た。
一升瓶をぶら下げている人。
背広でビシッとキメている人。
メモ帳片手に句を認めている人。
デジカメで桜を撮りまくっている人。
一向に節操がない事も相まって、景観から浮いている。
料理が並び、一升瓶が傾くと、気持が綻ぶ。
食べ、飲み、歩き、詠み、話し、食べ、飲み、飲み、飲み。
犬の散歩で通りかかる人も、私等を避けて通り行く。
辺りに夕闇の差しかかる頃、寒さに耐えず、中華料理店に避難。
一息付いて、何故か俳句の発表は、カラオケ店。
事はまさに成り行き。
そんな私等に呆れてか、夕方に2分咲だった桜は、
3分咲程に、蕾を綻ばしていた。
軽快な調子で歌う吉川晃司の曲を聴きつつ、俳句の発表。
今回の「第3回ワルノリ俳゛句ing」。
結果発表はまた明日。
乞うご期待(抜井)