「第3回ワルノリ俳゛句ing」 結果発表!

2010年04月11日

それでは、第3回ワルノリ俳゛句ingの結果を発表。
◎特選           以下同点
          花見酒とつとつ咽をすべりゆく
          
          夜桜や行きどころなき水の音

          酒盛りの神おわします花の下

          芽やなぎのゆれ入る先のさくらいろ

          花冷の風もてあます宴かな

          花映す白き流れや広瀬川

          寒空に咲き誇る花の強さ知る

          咲き始めし桜のごとき乙女かな

          ふくらんだ蕾の中に夢を見る

          お花見のこの期に及んで春を待つ

          四月馬鹿鼻水すすり花見酒

○ワルノリ選  ふくらんだピンクの先っぽ感じます
          開く花私は未だ開かずの間
          結局は中華飯店花の冷え
          まゆに込めさくらのたもと夢灯り
          桜の木私は枯れる咲く前に
          桜色わたしの色はドドメ色
          花咲けば悔しいけれどギャランドゥ
選外には、こんな俳句たち。
・友の声桜色して上喜元
・広瀬川花見よりもひとひねり
・花冷へに貧乏ゆすりよしのかな
・花冷えや俳句で春を揺り起こす
・花冷えに一番うれしキーザクラ
・東屋に歌詠み集い暖をとる
・春めきて果てなき空の青さかな
・柳より桜の下へ広瀬川
・うば桜残る色香は加齢臭
・呑兵衛と犬の散歩と花の下
・一升瓶抱えて向かうお花見へ
・桜色ここに居ますと自己主張
・笑ひ声じつと聞いてる花の夜
・まだ雪の残りし山よさくら咲く
・浅咲きの桜の下に暗き川
などなど、味わい深い句や思わず口元が綻んでしまう句、多数。
俳゛句から、丁度一週間経った、今日は土曜日。
うららかな春の日差しが差し込む午後の部屋で、
俳句の短冊を見返している。
街の桜も今が満開。
皆で集まっのは、ほんの一週間前だが、季節の移り変わりを見ると、
随分と時間が経ったように思える。
今回は、参加者が選出した特選が、全て違う句。
よって、特選該当者なし、という結果。
咲き始めの桜の下、寒さに震えながら、酒ばかり呷っていた様が、
句に投影されている。
艶っぽい。
と言うには上品さを欠いた、エロい句が、ある。
そんなエロ俳句を詠んでいるのは、女性。
毎回、女性なのです。
そんな逞しい女性たちを目の当たりにすると、
桜の花は、なんと純情可憐なのか知ら、と思える。
では次回、薫風の季節のワルノリ俳句ingで、また(抜井)