3753声 魔力

2017年02月15日

このところ快晴続きである。
本日も然り。
 
花見の予定を立てている。
俳句などに手を染めている方はこの時期、当然であろうか。
古参の俳人に言わせれば、遅すぎるくらいかも知れない。
 
花見句会をどのように開催するかは、
年間に開催される句会の中で、
神経を使う予定のひとつである。
 
この時期、花見会場付近での手ごろな句会場の確保は、
至難である。
それならば、花見と句会を一緒に、
つまりは花見用のブルーシートなどを敷いた上で、
花見をしながら句会をすればよかろうと考える。
これが中々上手くいかないのである。
何度も失敗した経験がある。
 
まず、書くのが困難。
昼は風が吹くし、夜は手元が暗いし。おしなべて寒いし。
そしてなにより、進行が困難。
乾杯してから句会を、などと悠長なことを考えていると、
桜の魔力か、その場の雰囲気か、すぐに酔いが回ってしまい、
もう句会どころではなくなってしまうのである。
ぐだぐだになった句会を切り上げ、早く腰を据えて花を見て、
杯を傾けようではないか。
という経験が、何度となくある。
それでも、また花の下で句会がしたくなるのは、
やはり桜の魔力か。