6112声 演じる

2025年03月02日

 中之条町で撮影されている映画のエキストラに参加した。僕が実行委員長を務める伊参スタジオ映画祭とは関係がない商業映画なのだが、近しい人もスタッフで加わっており、小学生エキストラの募集をお手伝いしたことから、今夜の撮影にも1度ならと協力をした。映画祭スタッフも何人か集まってくれたことが嬉しかった。

 エキストラは、主に演じる俳優さんの背後で、通行人だったり喫茶店の客だったりを演じる。そんなの簡単だと思われる方もいるかもしれないが、いざ「本番!」と声がかかりカメラが回ると右手右足を上げて歩いてしまったりもする。僕も映像畑ながら映画の現場はあまり経験をしていないので得意ではないが、年齢を重ねて羞恥心がなくなったのか、わりと楽しく演じることができる。

 席を隣になったのは23歳だという町の若者。つい、お父さんは幾つ?と聞くと僕より2歳年上なだけだった。自分で聞いておいて、それを聞くと、自分も何か違えばこのくらいの息子がいたんだろうか、と深く考えているようであまり考えていない安易な考えが浮かぶのだが、待ち時間3時間の僕らの出番はあっと言う間に終わった。今、こうして筆を走らせていて思う事は、僕はもうちょっとしっかり岡安賢一を演じてみようということだ。まだやれる。