最近ずっと仕事のことと身の回りのことを考えていたので、外への想像力が欠乏していることに気付いた。気付いたのは、伊参スタジオ映画祭で映画『山歌(サンカ)』を監督した(その映画は、山々に実在した流浪の民・山窩(サンカ)を題材に六合で撮影された力作)笹谷遼平監督の1945年東京空襲体験記 東京空襲「せめて名前だけでも」公開プロジェクトの映像を見たからだ。8分弱の映像なので、ぜひご覧いただきたい。
1945年東京空襲体験記 東京空襲「せめて名前だけでも」公開プロジェクト
歴史を、外を想像するということは、自分以外について考えると思いがちだが、どこか自分に絡めないとすぐに忘れたり、他人事であり続けたりしてしまう。だから身に体験のない空襲であっても、すでに多くを忘れてしまった震災であっても、それ以外であっても、自分を通してもう一度考える。
自分は何をしたいのか
自分は誰を救いたいのか