第21回群馬学連続シンポジウム「上毛三山の謎に挑む」

2011年09月30日

第21回群馬学連続シンポジウム「上毛三山の謎に挑む」
 
【概要】
県立女子大学では、さまざまな分野の知を結集し、群馬の行く末を考えることを目的とした連続シンポジウムを開催しています。
今年度は、「上毛三山」を共通テーマに開催します。
第21回シンポジウムにおいては、信仰や文化的景観を中心に、上毛三山をめぐる多様な謎に挑みます。
皆さまのご参加をお待ちしております。

【次第】
○あいさつ 群馬県立女子大学学長
○基調報告
 1.「久呂保・伊香保から赤城・榛名へ」
   北川和秀(群馬県立女子大学文学部教授)
 2.「東歌によまれた上毛三山」
   熊倉浩靖(群馬県立女子大学群馬学センター副センター長)
(休憩)
○シンポジウム「上毛三山の謎に挑む」
 パネリスト:大工原豊(國學院大学講師・考古学)/時枝務(立正大学准教授・歴史学)
/北川和秀(群馬県立女子大学文学部教授)/熊倉浩靖(群馬県立女子大学群馬学センター副センター長)

【シンポジウムの趣旨】
 『万葉集』などに久呂保・伊香保・波己曾などと詠まれた上毛三山(赤城・榛名・妙義)は、
朔太郎の「帰郷」や文明の「青南集」をはじめ、群馬県人の原風景としてあり続け、多くの画家たちに描かれてきたが、
内実についての県民の理解は思いのほか薄い。
とくに、そこが生活、生業、産業、信仰、観光が複合する人と自然の織りなす文化的景観の地であることや、
歴史・文化的広がりについての理解は、残念ながら低い。
 そこで、ユネスコ世界委員会が提起した「文化的景観」の概念を導きの糸として、群馬県人の原風景であるとともに、
なお暮らしと産業の原点であり群馬新世紀の活力の源ともなりうる上毛三山の可能性を探る。
 今回はその第1回として、主として三山の文化的景観とその背景となる自然に焦点を当てたシンポジウムとする。 

主催  群馬県立女子大学 
開催日 2011年10月29日(土曜日) 
時間 13:30~16:00 
会場 群馬県立女子大学 講堂(佐波郡玉村町上之手1395-1)   
費用 無料 
問い合わせ先・申込方法 群馬県立女子大学事務局
〒370-1193 佐波郡玉村町上之手1395-1
 TEL:0270-65-8511/FAX:0270-65-9538

投稿者 抜井諒一