184声 昨日の興は冷やし中華

2008年07月02日

昨日入った高崎の蕎麦屋で食べた、冷やし中華。
「蕎麦屋のラーメンは邪道」
なんて意見を耳にするが、邪道でもヘチマでもヨイヨイ。
大いに良いのである。

「冷やし中華」ってのもまた、その伝来及び解釈の差異が顕著に現るメニュー。
「中華丼」と同じく、「中華」って括りが既におぼろげ。

そして、昨日の冷やし中華。
まず見て、色合いのバランスがおかしいのである。
どうも、金糸玉子がのっておらず、若干華やかさに欠けている。
具材を並べると、胡瓜の千切り、蒸し鶏の千切り、ナルトの千切り、
トマト、レタスが麺の上にのっており、脇にはベッタリとマヨネーズ。
なかなか野菜が多くてヘルシーなどと、若女子の様な台詞が浮んだ矢先。
隣の席で食ってる、オッサンの定食の付け合せサラダの具材と酷似している事に気付く。
そして器は、「冷やしたぬき」と一緒。

さりとて、こんな冷やし中華もまた一興。
ええじゃないか。