2008年07月12日
夕風に揺れる、笹飾りの色とりどりな短冊。軒先で鳴る硝子の江戸風鈴が、涼を演出。蚊遣りの煙を、団扇で扇ぐ浴衣のご婦人。江戸切子の小鉢の中でたゆたう、素麺。
などと、この蒸し暑い独り部屋。暑さによって、脳が失敗した茶碗蒸し。つまり、グズグズになってしまったのである。このタリン化した脳が映し出す映像を書いてみた。
しかし、私は装いもなく至って平静である。でも何故だろ、体が勝手に素麺を啜る真似。