さて今回は、日刊「鶴のひとこえ」第200声記念特別企画。
現在、日本列島所狭しと活躍されている、
上州の色男『尾瀬の寅さん』こと『原田直文』さんにインタビュー。
原田さんの腹巻の下に隠された、真実一路な思いとは。
[プロフィール]
2005年秋、『第一回尾瀬の森映画祭』をキッカケに、
『尾瀬の寅さん』としての活動を開始。
以降、「障害を持った人たちに夢と希望を」を指針にとし、
勢力的にボランティア活動や福祉活動を行う。
2008年6月、車椅子の方3人を含めた6人で、念願だった北海道旅行を実現。
自身のブログ『尾瀬の寅さん』を連載中。
まず、原田さんが『尾瀬の寅さん』として活動するキッカケは、どの様なものだったのですか。
きっかけは、『第一回尾瀬の森映画祭』のスタッフだったのですが、
その映画祭に山田洋次監督が来る事になったからです。
昔から「寅さん」って皆から言われていたので、ちょっとやってみちゃいました。
その、『第一回尾瀬の森映画祭』のスタッフになったのは、どの様な経緯だったのですか。
尾瀬の山小屋で働いていた時にお世話になっていた、
岡本さん(NPO役員の方)に誘われて、面白そうだったので遊びに行くようになりました。
成り行きです。
それまで『男はつらいよ』シリーズは観ていたんですか。
ほとんど見ていません。
見たのは、20年位前東京の上野で忘年会で飲みすぎ最終に乗り遅れ、
泊まる所が無くてしょうがなく入った映画館で上映していたのをうとうとと…。
それと、15年くらい前に九州などてんてんとしていて、
久々に(一年ぶり位)実家に帰って来た時にテレビに映っていたシーンを見て、
「あれ、俺が行って来た所だ」って見たのが『男はつらいよ』でした。
人生、何がキッカケになるか分からないものだ。
そしてそれは、いつ自分に訪れるか分からない。
しかしどこかで、自分と繋がっている事は確か。
さて明日、「尾瀬の寅さん真実一路」中編へと続く。