201声 第200声記念特別企画「尾瀬の寅さん真実一路」中編

2008年07月19日

昨日からの続き

 外見だけでなく、私生活も『寅さん』と共通する部分があったとか。

実家が自営業だったのですが、その仕事を手伝っていた事が多く、しょちゅう親子喧嘩でした。
「出てけ」「ああ、出てってやらあ」って事が多く、
だんだん遠くに長期間出て行く様になりました。
おかげさまで、沖縄以外日本中を旅することができ、日本中にお友達ができました。
仕事は家業以外にも色々しましたが、専門はセールスです。

 日本各地を旅されていて、印象に残った場所はどこでしたか。

北海道から九州まで沢山あるのですが…。
一番はやっぱり、自然の美しさに行く度に最も感動の多かった、
今でも人を沢山案内して連れて行く『尾瀬』です。

 『尾瀬の寅さん』になられてから、色々な有名人にお会いしたとか。

山田監督、蛾次郎さん、露木さん、笹野さん。
山口留美さん、西川女医、小倉さんなどなど。
あと、オリエンタルラジオのヒゲの人ですね。

 中でも印象深い人はどなたでしたか。

山口留美さんです。
演歌好きになってしまいました。

 さて、現在は『尾瀬の寅さん』として、どんな活動をされているんですか。

障害を持った方々の夢や希望をかなえる為に、西に東に飛び回っています。
とは言っても、身銭を切っての活動ですから沢山はできません。
相棒の源チャンにいつも力になってもらっています。

 それまでの生活と、何か変わった点はありましたか。

生活はそんなに変わってないと思います。
もともとふらふらしてる事が多かったですから。
今までのそのまんまで、映画の中の寅さんとあんまり生活が変わらないですから。

「旅から旅へ」
基本スタイルは『寅さん』と変わらぬ青春時代。
『尾瀬の寅さん』としての活動を通し、思いを形にして行く日々。
その目指す先とは…。

さて明日は、「尾瀬の寅さん真実一路」いよいよ後編。