「音に聞こえた国定村のぉ〜♪博徒忠治の生い立ちこそはぁ〜♪」
耳の奥には、未だ微かに残る八木節音頭。
胸の中には、未だに感じる八木節の温度。
濃い夏の日差し降り注ぐ中で、実に濃い二日間だった。
故に二日間、「鶴のひとこえ」の内容は薄くなっていた。
中之条町から桐生市。
その珍道中の内容を、明日から向こう一週間位かけて伝えてゆこう。
さて何故、今日から書き出さないのか。
今、こうやって内容更新の為にキーボードを打っているのだが、
どうも打つリズムが、「テンテンテンテケテン♪テンテケテケテケテンテケテン♪」。
八木節の音頭になってしまうのである。
やはり昨夜の、桐生八木節祭りの影響。
八木節ビートに乗って、体中の血を滾らせながら、櫓の周りで踊り狂う人々。
みんな汗だく。
化粧が落ちて眉毛が無くなってる姐さんも、眼鏡がズリ落ちてる薄頭のおやっさんも。
汗でその赤い顔をキラキラさせながら、音頭に合わせて八木節ステップ。
煌々とした街灯に照らされるその様。
みんなセクシーであった。
そして今日も、桐生八木節祭りは開催。