226声 旅はおぼろげ世は情け 第四日目

2008年08月13日

灼熱の城下町、飛彈高山市内より送る本日のひとこえ

観光客の人並みに揉まれながら、古き良き街並みを散策。
往来に立ち並ぶ土産物屋は、やはり人工的観光都市の様相。
その後、飛彈古川まで足を伸ばすと、人もまばらに街も落ち着いて風情ある様子。
白壁土蔵の路地裏に流れる用水路には、錦鯉が群れをなして悠泳。
夕方、路地の日本家屋軒先。
風鈴の音と、虫籠の中にいるスイッチョンの涼やかな声。
飲み屋の親父が、用水路から掬って往来に打ち水する音、響く。

路面電車の走る街、富山市内。
ネオンが灯り始めた昭和的雰囲気の飲み屋街にて、赤提灯に誘われつつ。