241声 秋の夜。スイッチョンと交信。

2008年08月28日

しっとりと雨が降る秋の夜。
庭先から聞こえる秋虫の声。
机の前で頬杖をついてる私。
遠くへ消え入る救急車の音。

その様な詩的情景の中にいても、一向に気の利いた文章が思い浮かばない。
なので、状況を散文的に情景描写するだけで精一杯。
机の前に座っていると、一日の疲労感と共に、睡魔が体全体に押し寄せてくる。
まるで、金メダルを獲ったスイマーの如き猛烈な勢いで。

北京五輪も先週終わったと言うのに、強引に金メダルなどと、
「旬感」を出そうとしている辺りが悲しい。
そして、もっと悲しい事に、現在私が寝巻きに着ているTシャツは、
アトランタ五輪のTシャツなのである。
1996年開催なので、現在を遡る事12年前。
当時私は中学3年生で、その時分からずっと来ている。
これはもはや、「鈍感」と言える。

しかし、Tシャツを眺めていると、当時の思い出が断片的であるが俄かに脳裏に浮かび、
しばし感慨に浸る。
感慨に浸ってる間に、どうやらスイマーがゴール。
記録更新。
ネムイノデネル。