254声 減量に苦しむ候補者達

2008年09月10日

日々の更新内容。
こんなにも社会性の無い内容で良いのだろうか。
などと、唐突に翻って再考。

日刊で更新はしているが、時事の内容が極めて少ない。
現在だったら、総裁選あたりが時事問題としては旬。
テレビをつければ、自民5候補なんてのが丁度、生出演中である。

どの先生方も、キャスターの質問に対し真剣な面持ちで答弁。
各人、お互いの腹を探り中と言った具合。
映像を見ていると、なんだかボクシングの計量会場の様な印象。

計量会場ではもちろん、規定内に収まっているかお互いの体重を量る。
と同時に、相手の肉体、眼光、雰囲気等を見て、各陣営が試合直前の対戦相手の状態を探る、
最後の機会なのである。
つまり、自らのコンディションを相手陣営に晒すわけである。
そう、或る本で昔読んだ事があった。

きっと、体の筋肉の付き方やハリなど見て、
「コイツはパンチが無いな」
とか、眼光の鋭さ、醸し出す雰囲気等から、
「コイツは相当今回の減量に苦しんだな」
など、相手のコンディションを探り、試合展開を考えるのだろう。

そう考えながら見ると、小難しい政策論争も、案外興味深く聞いて居られる。
さて、手の内を探られまいと、火花を散らせている各候補者たち。
中には、相当減量に苦しんだであろうと思われる先生も見受けられる。
その勢いの良いビッグマウスが、逆説的に自らの政策不振を物語っていなければ良いのだが。