協力

2013年06月12日

「協力」って、基本的に当事者に対する外からの補助的なもので。
だから、程度の違いにもよるが、その協力者は責任をとらなくていいってことなんで。
たとえばサッカーのサポーターみたいなものから、普通にボランティアまで。
とにかく「本人が協力しているつもり」であればそれは、「協力」になる。
「責任をとらなくていい立場」の主体性は、
「責任をとらなければならない立場」の責任の重さに敬意を払うことに担保される。
それがない協力は協力という善意をまとった自己満足の押しつけになってしまう。
だから、協力が協力者にとって主体的なものであるためには、責任の重さに対する敬意が必要で。
大事なのは、
その責任の「重さ」は、「責任を取らなければならない立場」にしかわからないもので、
「責任を取らなくていい立場」が勝手に決める権利はない、ということかと思う。