1937声 空蝉

2013年07月11日

今日の午後3時に、群馬県館林市で39.5度と言う気温が記録されたとのこと。
通り沿いのあの氷店は、さぞや繁盛したことだろう。
何年か前に食べたかき氷と、
吟行に訪れた際のうだるような館林の夏が思い出された。

4、5前のあの夏も以上な猛暑が連日続いていた。
館林市街を、わるのり俳句ingのメンバーで吟行していて、
俳句はともかく、行く先々の店で飲む麦酒が美味しかった。
日が沈んでからは、夜市が開催されていて、ブラジル料理とまた麦酒。
日盛りの「田山花袋旧居」の庭では、空蝉、つまり蝉の抜け殻が異常とも言える多さだった。
幹から枝から、果ては入口の看板にまで、夥しい数の空蝉がくっついていた。
猛烈なる蝉時雨の中でみたあの光景には、いささか虫唾が走った。
【天候】
終日、快晴の炎暑。