今日から10月。
気の早い人は、もう来年のカレンダー買ったり、
忘年会の日取りを決めている。
どうやら、じわりじわりと、地の底から湧いてきている様、年末の焦燥。
こうなってくると、もういっその事、「早く終わってしまえ」。
なんて、乱暴な考えを持ってしまう。
生命力に満ち溢れ、景色の全てが鮮やかだった、夏。
その余韻を、少しでも残しつつ、春を迎えたいのである。
寒風に吹き晒され、鼻水を垂らしながら、正月のモチの心配をする日々。
想像するだけで、背筋が寒くなる。
私が住んでいるのは、前橋に限りなく近い高崎。
強烈な赤城颪の洗礼を、受けなくてはならない。
想像するだけで、耳鼻が痛くなる。
いよいよ、空っ風の季節到来である。
隙間風が鳴らすゴングで、後半戦、スタートってトコだろうか。