群馬県立美術館にて、
「開館40周年記念第1部 1974年に生まれて」
という展示が8/24(日)まで行われている。
これは、県立美術館が出来た1974年に、
同じく産声を上げた美術作家6人による展覧会。
ずいぶんとオツな企画展である。
その作家の中に、ジャンルで分けたら
写実的絵画を描く水野暁さんがいる。
「他は現代美術だからね、浮かないかな俺・・」
と若干気弱に話す彼の画は、一度見たら心臓に焼き付く。
彼が林檎の樹を描くところを、何度か見に行った。
彼は1枚の画を、4年かかって描き上げた。
芽が膨らみ、花が咲き、花が落ち、実が膨らみ、実が落ち、繰り返す。
その「時間」を、画として記録していく。
これはもう、彼しか表現できない世界だ。
今回の県立美術館「1974年に生まれて」。
そんな彼が3年かけて描き続けている、浅間山の画が、
・・尋常じゃない。
写真ではない。へたすりゃ絵画でもないんじゃないかなぁ。
その画は、写真に撮られ、印刷やネットを通して見たんじゃ、駄目。
・・それは、生き物である。
そして僕は知っている。彼は、田中邦衛のモノマネがうまい。
最終日24(日)には水野さん本人によるレクチャーも行われるそうなので、
ぜひ、足を運んでいただきたい。

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