419声 雪の街

2009年02月22日

真綿を敷き詰めた様な、だだっ広い平原。
その中を軽快に車は進行。
着いた先は、新潟県十日町市である。

群馬と言っても、私が住んでいるのは高崎市。
雪の街ってのは凄く新鮮である。
街中を闊歩する人たちが皆、長靴を着用しているだけで、小さく驚嘆。
今回観覧した、「十日町雪まつり」は分かりやすい。
だから面白い。
私の浅はかなる解釈ではあるが。

つまりは、雪で色んな作品を拵えて、山の上のステージで「ドォーン」と、
皆で「ワァーッ」と、盛大に冬の十日町市を祝おうではないか。
と言う、全体的に雪の深さを凌ぐ、雪の国の懐の深さを感じる祭りである。
そして、何と言っても、十日町の酒は旨い。
その飲み方も、「ドォーン」と飲んで「ワァーッ」と酔うのが慣習。
雪街の酒場、グラスの中には祭りの熱気が溶かした雪。
の様な、どぶろくが、なみなみ。