2427声 映画青年

2014年11月14日

僕がスタッフを続ける「伊参スタジオ映画祭」が、長年に渡る活動を評価され、群馬県から表彰を受けた。

誉な受賞であったから、映画祭前日のこの日、ツインプラザにて祝賀会が行われた。

 

会場には町や県のお偉い皆さんの他、

資料展示で解放されている伊参スタジオで訪問者を温かく迎える初代・二代目の管理人さんや、

『眠る男』『月とキャベツ』の松岡プロデューサー、『時をかける少女』の谷口監督など、

映画祭に馴染みのある映画人が集まった。

 

伊参スタジオ映画祭の特徴を一つ上げるなら、僕は「ふるさと力」だと思っている。

田舎ならではの「よく来たねー」精神でお出迎えし(無料のキャベツやカレー配布も名物)、

近年ではシナリオ大賞という新人監督発掘の場をもうけ、彼らにとっての映画作りの原点にもなっている。

 

松岡さんが、映画撮影で来られなかった『月とキャベツ』監督の篠原哲雄さんの祝辞を代読する。

「伊参は、我々のような大人になりきれない子どもも温かく迎えてくれる・・」スタッフ皆に嬉しい内容だった。

自分も映画製作に関わりたいと思っていたし同級にも未だ裏方でいつかの日を狙っている奴がいるので

わかるのだが、「映画をやりたい」という若者は形見が狭い。それは音楽や芸術もそうかもしれないけど。

 

少なくとも伊参に来ている間は、「映画をやりたい」という若者に胸をはって欲しいと思う。

(日頃はアルバイトで生活を繋いでいるかもしれない)映画青年が、シナリオコンクールの後に、

映画監督や脚本家と熱く自作を語る様は、いつ見ても胸が熱くなる。

伊参スタジオ映画祭は、明日で14回目を迎える。