461声 最後の一杯

2009年04月05日

今日は、栃木県は足利市へと足を伸ばして、ふらふらと街中をそぞろ歩き。
群馬県桐生市から直ぐ隣の市なのだが、「県外の街」と言う意識だけで、
自然と背筋も伸びる思いだ。
満開の桜が華やぎを添える、風情豊かな古刹や、
路地裏に垣間見える、街の歴史を訪ねながら行く。

週末へ向かって、加速度を増す生活進行。
それは、乾杯のビールから始まって、千鳥足で飲んでいる3軒目の水割りの如し。
ようやく店を出て、最後に一杯、冷たい麦酒が飲みたくなる。
「その冷麦酒を、探しに来たのだろうか」
桜咲く公園の古ベンチに座り、ラムネを飲みつつ、思索を巡らせる。

結局、更に酔う事になる冷麦酒。
それでも、最後に飲みたくなる。
のはやっぱり、一杯の冷麦酒。