465声 日々を受け入れる

2009年04月09日

本日、前橋地方気象台で、最高気温が25℃が観測された。
夏日である。

濃い日差しが降り注ぐ昼下がり。
信号待ちの車中でまどろんでいると、ふと、大脳新皮質に響き渡る、
「ポン、トクトクトク」
と言う、瓶からコップに注ぐ音。
つまりは、良く冷えた瓶麦酒の事を考えてしまう。

信号が変わって、動きした風景の中、
公園の桜の下で花見に興じる一群が目に入る。
美味しそうに、缶麦酒を傾けている人。
気持ち良さそうに、昼寝をしている人。

羨む気持ちを欺きつつ、仕事を終えて帰宅。
瓶麦酒の栓を抜いて、ようやく焦燥が一段落。
繰り返す何気ない日々を、何気なく受け入れる。