昨日の続き
後編では、いよいよ女将さんのパーソナルな部分に近付こうかと思います
御出身はどちらですか
越後の国、雪深い十日町市です。
では、群馬県にいつ頃いらしたんですか
故郷には18歳まで暮らし、東京でしばらく生活。
その後、群馬に来て早20年。
もう、すっかり魂は上州人かも。
上州人の、からっとした気質が肌に合いますね。
歩んできた人生の道程
粗筋で結構ですので、聞かせて下さい
昭和の一番良い時代に生まれたと思っています。
つまり、貧しさと豊かさを知っている世代です。
貧しさを知らないと、豊かさを実感できませんよね。
中学校までは優等生、高校では劣等生という不遇の時代に突入。
ジャーナリストになろうと、大学受験。
しかし受験に失敗、浪人中に父親が事業に失敗。
その後、人生二転三転七転八倒七転び八起き。
ホーローとホートーの末、現在に至ります。
まぁ、一杯やって下さい
と、酌み交わしたくなりますよね、人生談は(笑)
さて、フレキシブルなこのお店を、どう料理して行きましょうか
そうですね。
商売というのは損得をちゃんと考え、儲けなければいけません。
ここのところが、私にはすっぽり抜けているようです(笑)
実は、今年に入ってしばらく悩みました。
結論として、お店を今まで通り維持するために、暮らしの糧は他で稼ごうと。
そこで、月に半分程は出稼ぎに出ることにしたんです(笑)
そんなわけで、営業時間や定休日がますますフレキシブルになりそうです(笑)
まずはメールで連絡下さい。
人生相談も受け付けますよ(笑)
最後の質問になります
ざっかふぇ草の家を、ワルノリ俳句で表現するならば
道草と 昼寝にどうぞ 草の家
草の家 おかめな女将 待ってます
もののけの 棲み家を目指す 草の家
・インタビュー 抜井 諒一
忙中、インタビューにお答え下さった南雲さん、ありがとうございました。
この続きは、来店した読者がめっける筈。
人生を一寸、コーヒーブレイク。
■ざっかふぇ草の家 住所:前橋市田口町
kusano-akaimi@ezweb.ne.jp
(メールを送信する際に、@を半角文字に変えて下さい)