たまに、出張カメラマンをする。
運動会や演奏会などのビデオ撮影である。
今日は伊勢崎で、演歌コンサートの撮影だった。
3カメ体制。僕は、歌の調子に合わせ寄ったり引いたり撮る係。
昔から、さほど演歌が好きじゃなかった。
テレビで流れる演歌を聞いては親父が口ずさみ、
聞きたいんだから黙ってて、と母が言う。
僕はいつも、「チャンネル変えたいな」と思っていた。
ところが、である。30も半ばに差し掛かってきたら、
「演歌悪くないじゃん」と思うようになった。
自分から聞くことはないが、今日のように生で聞くと、
伝わってくる“何か”がある。
映像撮影的に言わせてもらうと、
演歌は情などをのせ力を込めて歌うので、
情念込めて歌いきった後のドヤ顔?に清々しさを感じる。
多分、藤あや子や伍代夏子の熱唱を間近で見て、
うなじから湯気があがるような色気を感じたら、
天城越えしてしまうかもしれない。
・・・なんだ。発想が中年らしくなってきたから、
演歌も年相応になってきた、というだけかもね。

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