558声 中山道中膝栗毛

2009年07月11日

今日は、何の用事がある訳でないのだが、埼玉県に行ってみた。
埼玉と言うと、群馬からは隣の県で、馴染みの深い県と言える。
地理情報も知らない訳では無いので、別段目的地は定めず、出発した。

交通手段は、電車で行きたい所だったが、偶には気分を変えて、車で行く事にした。
私は道路事情に疎いので、国道17号線を東京方面へと上る、非常に単純な経路をとる。
住んでいる高崎市を出て、上里町、本庄市と、車を駆って国道17号沿いの街を、
次々通過して行く。
順調に走行して、北本市、桶川市も通過。
車窓の外は、徐々に都会風景になってゆく、沿道風景。
風景は良いのだが、はて、途中で見るべき所を発見出来ぬ儘、
随分と上って来てしまった。
考えている間にも車は進んで、上尾市を通過して、
さいたま市に差し掛かろうかと言う所。
是はちと不味い展開、脳裏には怪しい雲の気配漂う。
更に進めば川口市、その先はもう、東京都北区ではないか。
別に、行っても良いのだが、外は夕暮れ時、日帰りが困難になる。
其れより何より、先程から交通渋滞で、甚だしい混雑に巻き込まれている。

目的地も定まらぬまま、さいたま市まで来てしまった。
出て来た道路の分岐は、大宮駅方面と東京方面を示す。
咄嗟に、駅方面へ左折し、大宮駅前ロータリーでUターン。
とうとう、目的地を見付けられぬまま、帰路に着く破目になってしまった。
寄ったのは、途中のコンビニだけである。
しかし、目的地が自宅に定まった事で、皮肉だが、
妙な安心感を覚えつつ、渋滞の中を進む。
戻って来る途中、前橋市街地の交差点で信号待ちをする、夥しい人数の青年男女たち。
中には浴衣を着ている者も多数、見受けられる。
「そうか、前橋は、七夕祭り、だったか」
呟いて、通過、夜半に帰宅。