2650声 ホッピーの生

2016年01月10日

遅い年賀状が返ってきた。
その一枚に、「I LOVE HOPPY」と言う言葉が添えられていた。
それを見て、共感した。

 

正月二日、吟行へ出かけた浅草のホッピー通りで、
「生ホッピー」なるものを飲んだ。
泡がきめ細かく、ともすれば生麦酒をしのぐ味わいであった。
「ホッピー」の「生」とは如何に、と思いカウンター奥を覗くと、
ビールサーバーからホッピーを注いでいた。
なるほど、一般的にホッピーと言えば瓶のものだが、
その樽生をサーバーで注いでいる。
特筆すべきは、温度管理やジョッキの冷やし加減など、
的確に行われているので、当然、一杯づつ味も正確である。
特に、ホッピーの黒と言うのが、美味かった。

 

そんなわけで冒頭の言葉には、大いに共感する。
嗚呼、右手がジョッキの柄を求めている。