日が差してあたたかな一日であった。
春がすぐ隣まで来ていることを、鳥たちがせわしく告げていた。
レンタルした映画を観た。
劇場で観れなかった「セッション」である。
「フルメタル・ジャケット」や「ブラック・スワン」の系譜をたどる映画。
との惹句を目にしていたので、観ずにはいられなかった。
自分に甘い人間なので、厳しい道へ向かう主人公が好きである。
その行き先がたとえ狂気であっても、主人公が己を貫くストーリはいつも胸をすく。
古くはロッキーのような。
私の好きな映画の主人公たちは、いつもひとつの道を辿る。
その道に、もはや勝ち負けは無い。
あるのは不屈の魂である。

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