2702声 路地

2016年03月02日

先日、高崎の友人夫婦の家におよばれして泊まらせてもらった。

翌朝、彼らが住む家を出て4人で、細い河川づたいに小さな路地を歩いた。

 

河川には鴨がのんびり浮かんでいて、川が一段階低くなる場所まで流されると急に羽をバタつかせ飛んでいった。そのあたりは、趣のある古い建物も多く、ここは〇〇さんが住んでいるんだよ、と教えてもらった家はいい具合にくたびれた感じで格好良かった。大きな道路に出て、登った歩道橋からは遠くの山が見渡せた。外塀はそのままに家だけが取り壊され、そこがまるっと畑になっている場所もあった。作付けの並びがきれいで、この畑の主人はずいぶんマメな人なんだろうなと思った。ポケットには200円位しかなくて、けれど見つけた豆腐屋では小さな厚揚げが6個位買えて、そのまま手づかみでみんなで食べ歩いた。1時間位の散歩だったろうか。

 

10日に1度は、車で通る地域だった。でもやはり見えていたものは、ごくごく一部だった。