3721声 日向ぼっこ

2016年03月21日

久しぶりにほか弁を買って、車の中でがっついていた。

 

駐車場の隅に、荷物が入る手押し車の上にちょこんと腰掛け、
頭をうな垂れたお婆さんの姿を見つけた。

 

一瞬えっと思ったが、ただ日向ぼっこをして眠っているのだと気づいた。

 

ほか弁を食べ終わった後も、しばらくボケーっとお婆さんを見ていた。
ふと頭を上げたお婆さん。ゆっくりと立ち上がり、手押し車を押しながら、
自分の家とおぼしき方向へてくてくと歩いていった。

 

そんなくらい、暖かくて穏やかな日だった。