3722声 ポスティング妻

2016年03月22日

高崎の映像制作会社からの依頼で、高崎の保育園の卒園式を撮影した。ここの卒園式を撮影するのは2度目だ。他の保育園がどうかはわからないが、ここの保育園は卒園式の後に園の先生たちをレストランに招いて謝恩会を行う。それも撮影するのだ。

 

保護者が作ったフォトムービーの上映や、園児も混じってのビンゴ大会など、謝恩会らしい内容が続くが、会の最後、卒園児の母親たちによる一言ずつの挨拶が印象に残った。「共働きでなかなかこの子の面倒も見ていられないんですが、保育園に行って日に日に物事を覚えていい子になっていくこの子を見てきました。先生たちにはとても感謝しています」と涙ながらに語るお母さん。今時代のリアルなんだと思う。

 

撮影も終わり車を出そうと思ったら、急いだ様子の自転車が入ってきた。脇にチラシの束を抱えた主婦らしき女性が、レストランやその向かいの家々のポストにチラシを投函している。僕も学生時代に似たような仕事をしたことがあるが、地味で、その割にわりと大変で、それほど報酬もない仕事だ。それも、今時代のリアルなんだと思う。

 

お母さんたち、ファイト。お父さんたちも、ついでにファイト。