3509声 海鮮丼

2016年06月17日

晩酌つまみは、寿司にしようか刺身にしようかと、
列車に吊革につかまりつつ考えていた。
どちらか一つでは物足りぬし、両方ではちと豪儀だし。
ふと、駅近くの路地に海鮮丼の専門店ができたことを思い出し、
海鮮丼を購入することを思いついた。
乗っている海鮮の半分をつまみに、半分をそののまま丼にすれば、
一石二鳥ではないか。
海鮮丼の袋をぶら下げて帰宅し、早速、海鮮の半分を皿に移し、
麦酒を注いだ。

 

「刺身」として皿に移した方のネタには、ところどころ米粒はついているし、
海鮮を半分除いた「丼」の飯には、海鮮の色移りがまじまじと見え、
どちらも非常に食欲をそそらぬものになってしまった。
結局、二兎を追って一兎も得られず、おのれのセコさを嘆いた。