3544声 表現の森

2016年07月22日

アーツ前橋の新企画展「表現の森」が公開となった。

 

高齢者のデイケアセンターに音と踊りのアーティストが足を運び、その様子を動画で撮影している話しは前に書いたけど、結果としては映像を3に分け、そのひとつは展示中央の大部屋の壁に映写していただけることとなった。相変わらずですみませんが、会期前ギリギリの仕上げだった。

 

壁に移される映像1では、老人たちの顏はあまり映さず、鈴や太鼓や変わった楽器を振ったり演奏したりする手のカットとまとめた。しばらくすると、老人たちとアーティストとが一体となって演奏する即興ライブも始まる。モニターで見る映像2は、老人一人一人の特徴・変化をまとめた。耳が遠い方もいれば、認知症を発症している方もいる。演奏すること、演奏できないこととによって、見えてくることがあったからだ。そして同じモニターで見る映像3では、このセンターに勤めるスタッフのインタビューを中心にまとめた。時に演奏の輪に入り嬉々として、人によっては外から冷静に一連の様子を語って語ってくださっている。

 

会場には、アーティスト石坂亥士さんによる、世界各地で集めた打楽器コレクションが置かれており、なんとすべて触っての演奏が可能である。ドンドンシャカシャカ、子どもたちも夢中になるに違いない。

 

9/25までの長丁場であるので、ぜひ行って楽器に触れ、「老い」についての考えを巡らせていただきたい。まだ見てないけど、他の展示も見応えありそうです。

 

アーツ前橋 表現の森 協働としてのアート
https://www.artsmaebashi.jp/?p=7513