695声 色とりどりの俳句たち

2009年11月25日

「第12回ワルノリ俳句ing」の参加募集を昨日、締め切った。
次回の開催日は、1月2日と言う、およそ模範的日本人ならば、
炬燵でテレビを見ながらおせちの残りでもつついている日である。
ほんの片手ぐらいの人数でも、集まれば幸いと弱気になっていた。
ところがどっこい、である。
私もいささか驚いてしまったのだが、参加希望者が非常に多かった。
ワルノリ俳句ingとしては、過去最高人数での吟行になる。
なんだか来年の予定が決まってしまうと、一年を振りかえざるを得ない心持になる。
俳句と四季は密接に関係していて、俳句は、心象を四季の色絵の具でスケッチした、
画用紙の様だと感じている。
そのモチーフとして、「新年」と言うのは、一癖あって面白い。
新年を迎えた日本人の感情と言うのは、「めでたい」と言う一語に尽きる。
染之助染太郎では無いが、何はともあれ世間では、
「おめでとうございます」なのである。
それは句にも反映され、めでたい句が出来る。
めでたい句が沢山詠まれる句会ってのは、楽しい。
それにはまず、12月と言う箱根の山を無事に登り切らねばならない。