3743声 暖房貧乏

2017年02月05日

午後から小雨。
まだまだ寒く、家にいる間は暖房が欠かせない。
家が古く隙間風が多いせいもあろうが、冷える。
当然、朝から晩まで暖房装置を付けっぱなすわけだが、
「温水ルームヒーター」なる装置が主力となっている。
 
この装置は、一見、ガスファンヒーターのようなのだが、
装置の裏に温水を通す線が出ている。
ガスで燃焼させて空気を暖めるのでなく、ガスで水を温め、
その温水の熱で空気を暖めるという仕組みである。
平たく言えば、温水暖房という訳である。
 
結露が起こりにくく、空気を汚しません。
というのがこの装置の「売り」らしく、
実際に使用していてまさにその通りだと実感した。
床暖房のごとく使用すれば、快適である。
そんな調子で、年末である。
家の戸口に挟まっていた、ガス検針の伝票に記載されていた料金に、
驚愕した。
何かの間違いではないか、とさえ思った。
二万円を越えているではないか。
プロパンガスといえど、二万の壁を越えることなど無いと、
多寡をくくっていた。
この装置を設置する前は一万円を下回っていたので、
やはり、この装置の燃費であることは確実である。
しかしながら、この快適なシステムに慣れてしまうと、
いまからストーブを引っ張り出そうとは思えない。
 
この冬は暖房貧乏。
口に出したときの語呂はとても良いのだが、
何だか薄ら寒い状況になっている。
本格的な春が待ち遠しい。