午後から小雨。
まだまだ寒く、家にいる間は暖房が欠かせない。
家が古く隙間風が多いせいもあろうが、冷える。
当然、朝から晩まで暖房装置を付けっぱなすわけだが、
「温水ルームヒーター」なる装置が主力となっている。
この装置は、一見、ガスファンヒーターのようなのだが、
装置の裏に温水を通す線が出ている。
ガスで燃焼させて空気を暖めるのでなく、ガスで水を温め、
その温水の熱で空気を暖めるという仕組みである。
平たく言えば、温水暖房という訳である。
結露が起こりにくく、空気を汚しません。
というのがこの装置の「売り」らしく、
実際に使用していてまさにその通りだと実感した。
床暖房のごとく使用すれば、快適である。
そんな調子で、年末である。
家の戸口に挟まっていた、ガス検針の伝票に記載されていた料金に、
驚愕した。
何かの間違いではないか、とさえ思った。
二万円を越えているではないか。
プロパンガスといえど、二万の壁を越えることなど無いと、
多寡をくくっていた。
この装置を設置する前は一万円を下回っていたので、
やはり、この装置の燃費であることは確実である。
しかしながら、この快適なシステムに慣れてしまうと、
いまからストーブを引っ張り出そうとは思えない。
この冬は暖房貧乏。
口に出したときの語呂はとても良いのだが、
何だか薄ら寒い状況になっている。
本格的な春が待ち遠しい。