3752声 値札

2017年02月14日

古本屋で文庫本を一冊買った。
値段は三百六十円であった。
帰りの電車の中で、裏表紙に貼ってある、
値札シールを爪で剥がそうとすると、
二枚重ねて貼ってあった上の方の、
つまり三百六十円と記してある値札だけ剥がれた。
下から出てきた値札には、百円と記してあった。
三百六十円の上に、百円の値札を貼るのは分るが、
その逆があるとは驚いた。
郊外から都内の店舗に持ってくると、値段が上がるのだろうか。
この作家の本の価値が急上昇し、慌てて値段を貼り直したのだろうか。
そんなことより、今日はバレンタインデーである。