3861声  頭痛と麦酒

2017年06月03日

入梅前の貴重な晴れ間であった。
ズキズキこめかみを刺すような頭痛を抱え、
昨日は神保町の新世界菜館へ出かけた。
夏に開催予定の句会の打ち合わせだが、
当然、ささっと済ませて、麦酒と言うことになる。
 
「麦酒のおいしい季節になりました」
なんて挨拶の後には、たとえ頭痛であっても、
麦酒に口をつけないわけにはいかない。
中華料理には、よく冷えた麦酒が合う。
私以外の卓の方々が紹興酒へ移行する中、
麦酒で堪えた。
帰りに古書店をのぞくこともなく、帰ってきた。
案の定、体調は改善するはずもなく、
今日もこめかみがズキズキである。
紹興酒など嗜んでいたら、ズキズキでは済まなかったであろう。
頭痛薬をがりがり噛んでいただけの一日であった。