3708声 下町散歩

2018年01月07日

朝樽洗浄をして、樽詰までいきたかったがいかず、電車に乗って都内に出た。なにか目的があるわけでもなく、西日暮里で降りて鰻屋で一杯飲み、千駄木、谷中、根津と歩く。それほど寒くもなく風も穏やかで、気持ちよかった。街の雰囲気は昔と変わらないが、おしゃれなカフェが増えていて、カップルが多い。密集地だが猫は少なく、たまにいる猫は、太っている。太った猫はふてぶてしい。若松町の猫とはずいぶん違う。路地裏を言問通りまで。なんだか体調もよいので、浅草まで歩いてみるか、という気分になった。鶯谷、根岸、入谷と、下町情緒の残る地域を抜け、一時間くらいかけて、西浅草にたどり着いた。いつか来てみたいと思っていた場所で、始めてきたが、昔ながらの飲食店が多い。とくに喫茶店と寿司屋が多い。今となっては浅草の風情はこっちの方があるかもしれない。なんともあやしい雰囲気の中国茶の店に入り、これが店は混んでいて、マスターは親切な日本人の方だった。東京はいま中国茶ブームなのだろうか。その後は観光客でごった返す浅草寺周辺を通り、田原町駅の近くの居酒屋に入ってビールを一杯飲んで、帰ってきた。天気と、それから入った店がそれぞれよかったせいで、いい休息ができた。