「暑さ寒さも彼岸まで」
と言う季節の筋書きを、誰が変えてしまったのだろうか。
三寒四温で日を追うごとに陽春へと近づいているものの、
ちと、寒暖の差が開き過ぎている。
ほんの数日前、最高気温が20度を超えたと思ったら、
今日あたりの最低気温が、氷点下を観測。
この、バランス悪いシーソーの如き気温差に、人間のみならず、
農産物も随分と打撃を受けている様である。
やっと芽吹いた新芽も、霜が下りて、全て枯れてしまう場合もあると聞く。
先日、公園で見掛けたつくしは大丈夫だろうかと、気に掛かる。
そう言えば、ここ最近、つくしを見掛ける機会が減った。
いや、見掛けているのだが、観賞していないだけ、かも知れない。
春を観賞してみよう。
とは思うものの、煩雑な日々の生活で、中々それを実行に移せない。
予報によれば、明日は全国的に気温が温暖になると言う。
暖かくなり、公園のつくしも、幾らか元気を取り戻すだろう。
しかしながら、百花繚乱の春に、つくしと言う奴は、
なんとも田舎臭くてあか抜けない奴だと思う。
けれども、憎めない奴だとも、思っている。

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